香水マニアmillyのdiptyque新作レポ♪ ~Lys(リス)とNarguile(ナルギレ)~
『diptyque(ディプティック)』の新作キャンドルのLys(リス)とNarguile(ナルギレ)が登場しました! その香りの素晴らしさや、キャンドルナイトの幻想的な様子、そして今回コラボレーションしているメゾンPierre Frey(ピエール・フレイ)のモチーフが施されたキャンドル限定デュオコフレについてご紹介いたします。
2019年04月11日更新
記事の目次
[1]diptyque(ディプティック)キャンドルナイト
diptyque(ディプティック)青山店では、3月15日(金)の新作フレグランスキャンドル発売に先駆け、先行販売とそのキャンドルの灯りを楽しめるイベントが開催されていました。diptyque青山店の2階へ足を踏み入れると、新作のLys(リス)とNarguile(ナルギレ)がいくつも並べられており、その光景はあまりにも素晴らしくて、思わず数秒たたずんでしまうほどでした。
柔らかに周囲を照らすキャンドルの光。その光を受けてうっすら浮かび上がる百合の花。
艶めかしくも美しいムードと香りで会場全体が包まれているようでした。
中央にはNarguile(ナルギレ)のモチーフでもあるシーシャ(水タバコ)がディスプレイされ、テーブルの下にもキャンドルがズラリと並んでいている様は圧巻で、幻想的なムードをより高めていたように思います。
新作キャンドル Lys(リス)
出典 diptyqueparis.com/en_eu/catalog/product/view/id/739/s/bougie-lys/
Lys(リス)は、百合をイメージしたキャンドル。
百合のブーケを顔に近づけた時のような素敵な香りがします。ほんのすこしグリーンっぽさも感じ、清廉な印象を受けるキャンドルです。
フローラルではありますが、すっきりとした香りだちなので、爽やかさを求める方に人気が出そうです。
新作キャンドル Narguile(ナルギレ)
出典 diptyqueparis.com/en_eu/catalog/product/view/id/740/s/bougie-narguile/
Narguile(ナルギレ)は、“シーシャ”をイメージしたキャンドル。
“シーシャ”とは水タバコのことです。
こちらはdiptyqueのvolutes(ヴォリュート)を思わせるようなスモーキーさ。volutes(ヴォリュート)は、甘く香るアムステルダム風のタバコに、ろう、ハチミツ、ドライフルーツのアクセントが加わった複雑な香りです。
volutes(ヴォリュート)はオードパルファンなので、そもそもキャンドルではないのですが、香りの表現としては、volutes(ヴォリュート)のハチミツの甘さをもっと強めたのがNarguile(ナルギレ)というのが一番しっくりくる気がします。どことなくオリエンタルなムード。
エキゾチックで甘めな香りがお好きな方にオススメです。
▲中央に見える黒いボトルのようなものがシーシャです
[2]メゾンPIERRE FREY(ピエール・フレイ)とのコラボレーション
『PIERRE FREY(ピエール・フレイ)』は、フランスの伝統的な装飾に現代的な要素を取り入れた生地や壁紙をデザイン、製造、販売しているブランドです。
今回の限定キャンドルデュオコフレのパッケージは、PIERRE FREY(ピエール・フレイ)とコラボレーションしたもの。
diptyque(ディプティック)のキャンドルの香りの世界をイメージさせるために、PIERRE FREY(ピエール・フレイ)の通常コレクションとアーカイブからモチーフを選んだそうです。
diptyque青山店の2階には、キャンドルと共にPIERRE FREY(ピエール・フレイ)のモチーフが並んでいてとても素敵でした!
キャンドルとモチーフのデザインがぴったりマッチしています。
[3]限定キャンドルデュオコフレ
今回発表された、限定キャンドルデュオコフレは、2つのキャンドルがセットになり、PIERRE FREY(ピエール・フレイ)のモチーフが施された小箱が可愛いセットです。
組み合わされている香りも素敵で、それぞれのパッケージがとても美しいものばかり♪
新作のLys(リス)とNarguile(ナルギレ)の組み合わせのほかに4種類ありました。
▲CYPRES(シプレ)×FIGUIER(フィギュエ)
▲SANTAL (サンタル)×TUBEROSE(チュベローズ)
▲ROSES(ローズ)×JASMIN(ジャスミン)
▲CUIR(キュイール) & VIOLETTE(ヴィオレット)
[4]Lys(リス)とNarguile(ナルギレ)の組み合わせ
新作キャンドルLys(リス)とNarguile(ナルギレ)の組み合わせには、「夕暮れ時の東洋の庭園」という詩的なタイトルがついていました。
「モロッコの宿泊施設リヤドに日が落ちます。パティオのそこかしこに置かれたユリ(lys)の大きなブーケのそばでは、ランタンにひとつまたひとつと灯りがともされて行きます。大きなヤシの木の下で、人々は水タバコ(nalguire)を吸っています。タバコの渦巻く煙の蜜のようなノートが、白い百合の花の香りを温め、そのスパイシーなアクセントを引き立てます。」
ーdiptyqueの冊子より抜粋ー
確かに、この日のdiptyque青山店の2階は、フルーティーで蜜のような甘さと、すこしピリリとしたスパイシーさでふんわり包まれていました。冊子の言葉を頭に浮かべて香りを楽しむとより一層、その世界観を楽しめました。
私は香水をレイヤードして楽しんでいますが、キャンドルを2つ同時に焚くというのは、先日買ったdiptyque(ディプティック)のローズコレクションくらいかもしれません。
2つを組み合わせるのはとても素敵だなと思いました。
[5]diptyque(ディプティック)が提案する香りのデュオ
イベント当日にいただいた冊子には、限定のデュオコフレ以外の、香りの組み合わせがたくさん載っていて、それにならい家でFEU DE BOIS(フドブワ)とAMBRE(アンブル)を合わせてみました。
この組み合わせは、「冬の間のアトリエ」とタイトルがついています。
「diptyque(ディプティック)の3人の創業者のひとりDesmond Knox Leet(デスモンド・ノックス=リット)のアトリエでは、冬の間暖炉の日が激しく燃えていたものでした。
彼の机の上には、アンバー(ambre)グリスの結石を始め、よい香りを発散する樹脂といったこまごまとしたものが乱雑に置かれ、それらが作品にインスピレーションを与えていました。
こうした様々なものの香りは、暖炉の火床のスモーキーノートや、ウッディノートと溶け合いながら漂っていました。」
ーdiptyqueの冊子より抜粋ー
実際に火を灯すとFEU DE BOIS(フドブア)が、暖炉の火が燃えているようなウッディー&スモーキな香りを演出、そこにAMBRE(アンブル)の絶妙な甘さが加わり、素敵なハーモニーとなって部屋を包み込んでくれました。
確かに、キャンドルをひとつ灯しただけでは味わえないような、なんとも言えず奥行のある香り。
特別感のあるキャンドルの組み合わせを知ってしまうと、家でも試したくなってしまいますね。
ご紹介した以外にも、たくさんの組み合わせがあります。
ぜひ、店頭でキャンドルの香りをいろいろ試してみてください。